ビネッティングコレクションがace U 20MPモデルでもご使用いただけるようになりました。この高性能なカメラ内蔵型機能があれば、撮影時に直接補正を行い、画像全体の明るさを均一に保つことができます。
レンズのイメージサークルがカメラセンサーのサイズと同じか小さい場合、画像の中心部から周辺部に向かって明るさが低下することがあります。これは口径食と呼ばれる現象で、画像の隅が暗くなるため、細部の判別が困難になるなど、画質に大きな影響を及ぼします。通常は、大きなレンズを使用することで口径食を防止しますが、コストの増大が避けられません。
そこで登場したのがビネッティングコレクションです。この機能では、見本画像から導き出した補正値をカメラ内に保存し、撮影時に自動的に適用することにより、大きな労力をかけることなく、画像全体を見やすい明るさに補正することが可能です。
例えば、1インチのサイズのIMX183センサーに1インチのイメージサークルを有するレンズを組み合わせた場合でも、口径食がほとんど起こりません。
時間やコストの削減に最適なビネッティングコレクション。この機能を搭載したBaslerカメラと対応レンズの組み合わせについては、www.baslerweb.com/new-ace-featuresをご覧ください。